ワールド・ウォーZ [映画]
YouTubeでトレーラーを観てから楽しみにしてました。
が、日本での公開日が決まって、CMを観ると
どうも不安な気がしてきました。
でも公開初日にいざ劇場へ。
内容は、まだ観てない方もいらっしゃるのでコメントしません。
展開はスピーディー。
ブラッド・ピット演じるジェリーの経歴は語られず
何故、軍?に優先的に救助されるかは、しばらく経つまで明かされず
一般人目線でパニックが語られます。
ココの描き方が中々秀逸と思いました。
そしてパニックの正体が判明し、
ジェリーの経歴も明らかになります。
この前半で印象的だったのが
家族第一で共に居ようとするジェリーと
それを諭す軍のお偉いさんのやり取り。
これがこの映画のテーマでもありますが
「皆の果たすべき役割は?」「何の為に戦うか?」という点です。
家族の為、人類の為、国の為....人それぞれだと思いますが
ただのディザスター映画またはゾンビ映画としてではなく
この点を主眼に観れば、良い作品だったと思います。
(まぁ、相変わらず単純に世界観にのめり込める
私だからかもしれませんが^_^;)
舞台は世界各地へと移っていきますが
中でもイスラエルでのシーンが良かったと思います。
ストーリーの展開、スペクタクルシーン、アクションと
壮大かつスピーディーに展開します。
私はラスト近くのシーン、
(以下ネタバレ)
ジェリーが致死性ウィルスを注射する前に
監視カメラに向かって見せたメッセージに
「ぶわっ!」と感激してしまいました。
同じ系列の映画としては「28日後...」や「アイ・アム・レジェンド」が
挙げられると思いますが、私的にはこの作品が一番良かったです。
やはり最後は家族愛が一番強いって描かれていたからかもしれません。
唯一、少し嫌悪感があったのが
(以下ネタバレ)
エンドロール的に後日譚が描かれますが
感染者Zが何だか害虫みたいに描かれている点。
治してあげる事は出来ずに、スタジアムとかに集めてミサイル攻撃や
焼き払ったり....元は人間なのにと思いました。
それを除けば十分映画館で観る価値はあったと思います。
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