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ランボー 最後の戦場 [映画]

シリーズ第4弾にして、ついにフィナーレ?

今回はスタローン自ら監督もこなし、
みずからの出世作の幕引きをした感じです。

今はタイの奥地で世捨て人的に暮らすランボー。
そこに隣国ミャンマーで弾圧されている人々に
物資を届けようとするアメリカの一団がやってきます。
ランボーに川を遡ってミャンマーまで送ってほしいと願いでます。

数々の戦闘で精神的にも疲弊し、諦めの境地に達しているランボーは
「そんな事しても無駄」と最初は依頼を断りますが、
一団の一人サラの熱意にほだされミャンマーを目指します。

しかしランボーの懸念したとおり、
一団は虐殺者と化したミャンマー軍に捕まってしまいます。

本国より救出の為に派遣された傭兵と共に
一団を助け出そうとするランボー。果たして....

ってな感じのストーリーです。
ランボーが「人間の本質は争う事」という達観的な意見が印象的。
ラストの戦闘シーンが終わった後は、結局良かれと思ってした物資支援が
敵味方で多くの犠牲者を出してしまった事が「現実」を表しているのでしょう。

ベトナム、アブがニスタン、そして今回のミャンマーと
その時の戦時下を題材にしてきた本シリーズも
ラストではランボーが安息の地を得たかに思え、
スタローンもキレイに纏めたなと思いました。

(おまけ)
「アナコンダ2」でカネに目がくらんだ役を巧く演じてた
マシュー・マースデンがスナイパー役で出演。
中々良い役者だと思います。



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