裁判員裁判で少年に死刑判決(宮崎県石巻市) [その他]
ちょっと一言書きたくなりました。
報道でご存知の方もいらっしゃると思いますが、
今年2月に石巻市で、女性2人を刺殺し男性1人に怪我をさせた
当時18歳の少年に対し、死刑判決が下されました。
ここで私が言いたいのは、この事件の死刑の是非ではなく
裁判員制度そのものに対してです。
私も裁判員制度について勉強した訳ではありませんが
今日のニュースで裁判員を務めた方が記者会見をしており
「一生この判断が正しかったのか悩むと思う」という様な事を
おっしゃっていました。
裁判員の方だって、死刑にしたくてしてるんではないと思います。
しかし遺族の方、正義を考えれば仕方ない判断であったのだと思います。
しかし本来、日本国民は「法の下で平等」ではなかったのでしょうか?
裁判員に選ばれたから、ましてや死刑判決も考えられる様な事件の担当になってしまった方、
死刑判決を下し、その十字架を一生背負っていく事になってしまった方が
果たして「平等」と言えるのでしょうか?
この様な事になってしまう制度が果たして正しいのでしょうか?
裁判員制度で死刑判決→本職の裁判官が再び法廷で最終判断する
という訳にはいかないのでしょうか?
もし制度を理解していないが故のコメントでしたらスミマセン。
しかし死刑判決を下さざるを得なかった裁判員の方の事を考えると、
私にはどうしてもこの制度が正しいとは思えません。
誰がどう考えても死刑が相当、という被告人もいるかもしれません。
それでも普通の人が死刑判決を下すというのは
とても重いものだと思います。
(人間、父親になるって、色々考えるんだなぁ~...。見習わないと...)
by 偽ぎっちょ (2010-11-29 23:27)